2009年5月18日月曜日

翻訳日記

一月も更新を中断してしまう。英語学習もかねていたので、訳して英文を再生し(暗記)、暗誦を最終目標に進めていた。翻訳論には関心があるが、専門家でもないので、和訳の質を保証できないところがある。辞書と文法書を駆使、暗誦する過程で疑問点を潰していくので、その過程で日本語は磨かれていくが、それでも自分ではこれで完璧とまでは保障できない。それで「翻訳」の提出が遅れてしまうのである。
翻訳の質を担保しないなら、どれだけ仕事がはかどるだろう。インターネットの英知を借りることで訳文を修正していくことができたら、遅々とした推敲の作業は、加速度的に進んでいくと思う。
中断の過程で、「日本人と英語」(斎藤兆史、研究社)という英語学習本、「ウェブ時代5つの定理」「ウェブ時代を行く」(梅田望夫)などのウェブについて、またカスタネダの「未知の次元」(講談社学術文庫の訳本)を読みながら、カスタネダ自身によるアンソロジーを味読する英文読解の実践などをしていた。
私の夢はオープンソースへの貢献であり、必ずしもボランティアをしたいというのではなく、オープンソースを志向することがヴォランティア(自主的)な行為なのではないかと思う。そういう自分の思考と、翻訳ボランティアという社会的文脈がかみ合わなければ、私は自分によりフィットする文脈へと、シフトしていきたいと思う。
自分の考えを述べていくことには抵抗があるのだが、表現する行為自体が物事を変えていく力があると感じている。良いようにも悪いようにも。そのリスクをも引き受けながら、行動することで吟味する、ということを表現行為を通じて取り組んでみたい。(ブログには、そのような力があると信じている。)

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