2009年5月20日水曜日

翻訳日記3

昨日も、音読をしたが、暗誦のプロセスになかなか入れない。

しかし、繰り返しで感覚は(遅かれ早かれ)取り戻せる(だろうことはわかっている)のであせることはないと思う。そんなことをずっと繰り返してきているのだ。

この訳出は、暗誦しながら進めていたが、訳出だけを急ぎ(途中から勝手に進んでしまい)、その後、長い中断に入った。

英文を丁寧に読むことで、日本語は「生成する」。翻訳のプロセス自体を、フォーカシングが助ける。私はフォーカシングができているのだろうか、英文を読めているのだろうか、と確かめたくなるが、それは、自分の体験過程が答えてくれるのだと、あるブログエントリが教えてくれた。


自分を信頼すること。

翻訳という生産(いわばプロセスの結果絶えず生み出されるもの)を最終目標にせず(プロセスで生み出されるものなのだから)、英文を読み(音読、素読)、調べ(辞書、単語・文法)、理解し(構文)、覚える(暗誦、暗写、短文から長文へ)過程に集中していくことで、産出される(結果)の出来不出来、進捗状況にとらわれることによるブレークダウンや、フラストレーションを回避することができる。また、スランプを感じたときは、そのこととワークするのが良いかもしれない。

英文そのものを読むことに集中することの積み重ねが結果を生み出すのです。

追記:その後、落ち着いて暗誦する作業に入りました。

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