2009年11月7日土曜日

タウンと人間的な注意☆★

*09/11/20 阿世賀先生のすでにブログの記事になっていることを知った。
私たちにとって大事なものは枠組み的思考によっては得られないということに気づかせてくれます。
ビジネスの世界で起こる不具合の半分以上が、適切な配慮の失敗に関係していることはよく知られています。適切な感心が必要とされており、関心の質を高めるためにお金が払われています。
ジェンドリンの論文は哲学に由来しているがために読みにくいとも言われるようだが、フォーカシング関係の文章の中ではやはりひきつけられる程度が断然高いと思う。 印刷したのはジェンドリンの文章だけではないが、最初に読み終えたの二つとも彼のものだった。タウンと人間的な注意(講演)に加えて、フォーカシングの展望 アクションステップとプロジェクト

ジェンドリンはこの文章(タウンと人間的な注意)の最後にこう述べています。「私たちはあきらめてはいけません。物事は変化しており、それはとても興味深く変化しているのです。「経済」にはまり込んだり、自分という人間が「神経学」から成り立っていると考えたり、人々が作り上げた素敵な分析ツールのひとつにとらわれてしまったりしなければ、私たちはその変化について考えることができます。」神経経済学にも言及している有名な経済評論家のことを思い浮かべてしまいます。

そして、「すべてを管理する立場にある人は、今はまだ枠組みで考えています。しかし、今物事があまりうまくいっていないからといって、希望をなくさないでください。それは変わりつつあります。」と講演を締めくくるくだりで、社会学でも、経済学でもない立場からの希望を表明し、人々を勇気付けるジェンドリンを見つけることができるのです。

2009年11月6日金曜日

ウェブ上のリソースを読んでいます。

フォーカシング研究所では、翻訳を提供しているが、ウェブ上で分量の多いものを最後まで読むのが大変なので、(それぞれの環境にもよると思うが)私は印刷して読みたいときに手にとって読むことができるようにしている。

PCを立ち上げるまでもないし、風呂場に持ち込むこともできる。本なら湯気で傷むことを覚悟しなくてはならない。マーキングもできる。エコノミーモードで両面印刷をすれば、インクの量も、時間も節約できる。チラシの裏など、使えそうなものを再利用してもいい。

そんな風に、ウェブ上のリソースを印刷して読み始めている。英文を翻訳しながら少しずつよむこと、一方で日本語、あるいは翻訳、あるいは原文を、ナチュラル・スピードで読んでいくことで、視野を広めていく。こうしたプロセス自体をフォーカシングで進めていくといいんじゃないかなと思う。

せっかちに読み進んで、何も残らないのでは意味がないとよく思う。一方で、遅々としたプロセスの歩みにいらいらしたりする自分もいる。

こうした作業を進めるうちに、どんな本を読んでいいかがわかったり、参加できる集会があったら(経済的に、物理的に)いきたいなとか、思い始めたりするのです。

翻訳は最後までしましたが、記事にまとめるのが面倒になってしまいました…。