2010年2月17日水曜日

フォーカシング・ニューマニュアルの読書中。

フォーカシング・ニューマニュアルを読んでいるが、一息に読み終わるというわけには行かないつらい読書である。第8章にようやく入ったところ。貸し出し期限は既に過ぎている。
ワークブックになっているが、回答を見るだけで実際に手を動かして解いたりしない。体験がないからか、マニュアル的な記述は私の脳を素通りしていくようだ。
そこにある哲学が、わたしの中で育まれるように。(フォーカシング的な)内的な対話が促進されますように。そんな願いを込めて、フォーカシング書籍の読書を続けています。
その副作用は、世界をフォーカシング的に見てしまうことです。感動した言葉を、フォーカシングではこういうことね、などと素人が陳腐な解説をしていますみたいな感じになってしまう。芸術を貶めてしまう。
今年、いくつかワークショップなどに参加する予定です(本気)。
※このエントリーを書くことで、読書プロセスは推進したみたい。今週中には読み終わるかな~ワークシート
もできるだけ手を動かして取り組みたいです。
※最近注目しているブログ。神田橋先生の本をきっかけにフォーカシングに興味を持ったという医師のブログです。宣伝効果大な神田橋先生。先生がそんなにいいというなら試してみようという人は多いのでしょう。
※セミナーに合わせて読み終わるかなぁと思いきや、当日読んでいったのはカルロス・カスタネダの「時の輪」。帰りの電車でちょうど最後まで読み終わりました。マニュアルのワークシートをやっていけば、リスナーのときに活かせたのに(付け焼刃だからだめかなぁ)、私はからだひとつでセミナーを体験したかったのだと感じる。何の予備知識もなく。精一杯ついていく。リフレクションする。カウンセリングを受けていた頃、あんないらいらしたリフレクションを一生懸命やっていた今日の自分。より深く、からだごと世界に向かい合うのに、あなたは役に立ってくれますか。