2009年11月21日土曜日

夢とフォーカシング(こういちろうの心理学ノート)

こういちろうの心理学ノート

※フォーカシング入門について書いた前記事に引き続いて

Firefoxで範囲を選択して右クリック、次へ送る―Gmail―テキスト形式(書式がプレーンになる。)―全て印刷する(ここで一応範囲を選択しなおす):こんな作業をすると、両面印刷で(本来なら2~3枚のところ)表裏一枚に収まりました(だからどうした―紙の節約になります)。

※ちなみに、この記事はFirefoxでページを右クリック、「次へ送る―Blogger」で作成されています。

フォーカシング入門の第6回に位置づけられています。

※その日のうちに読み終わりました。7・8も同じように印刷します。(8が短いこともあり、これは一緒にして編集・印刷するつもりです。)

※フォーカシング入門7・8を、一枚2面に収めるのに改行を削除してしまいました。結局、この「フォーカシング入門」は、(ジェンドリンの)「夢とフォーカシング」に引き続いて「フォーカシング」を読み進むのに付き合ってくれ、訳文の指摘をするなどして(著作の)本文を読む際の注意を喚起する役割を果たしてくれたようなのでした。きっと、ブログを検索すると、この著作に関する言及がたくさんあるんだろうな~と思ったのですが…。(2009・11・23)

2009年11月19日木曜日

The Client's Client: The Edge Of Awareness

The Client's Client: The Edge Of Awareness

このコメントで教わったジェンドリンの文書。

昨夜、寝る前に読み終わってしまった(汗)

Section1のみ。
※ Section2も印刷しました。6枚12面だったかな?
※ 09/12/14の時点で、読むのを中断したまま。プロセスモデルの既に印刷したものを読んだ後になるだろう。

以下、無関係な記述が続きます。

※ 「フォーカシング」の読書中に図書館で見つけた本「思想家 河合隼雄」を先に読み終えたという話です。臨床心理学者の河合隼雄先生の、思想家としての側面を、中沢新一、鷲田清一氏などの論考が浮かび上がらせていきます。それは、奇しくも、今読んでいる「ジェンドリン哲学入門 フォーカシングの根底にあるもの」と重なるように思いました。臨床心理学の中でよりも、現代思想の中で影響力を残していくように見えるユング心理学。その評価が臨床のユング心理学を支えているかのようにも見えます。(臨床をしないでものをしゃべっているという批判を目にしたときは驚いたけど)
一方で、哲学者であるジェンドリンの思想は、革新的であるがゆえに、ユングの理論が宗教学などに影響を与え発展させていったようには受け取られない。どうしてだろう?

(改行―続きを読む―を削除しました。)

新刊コーナーにおいてあった「臨床家 河合隼雄」を一息に読んだのを弾みに、ジェンドリンの「フォーカシング」も第6章まで読み進みました。ジェンドリンが、フォーカシングだけでしないでくださいと書いているので、私もフォーカシングを離れていることに罪悪感を覚える必要がない?一方で、フォーカシングはあらゆることに応用できるので、翻訳にも、読書にも、そのほかのあらゆることに、学んだことを生かすことができる。

高校生のときから読んでいた河合心理学の本なので、読書のスピードはフォーカシング関係の文書を読むときとは比較にならないようです。しかし、河合隼雄のカウンセリング論を読むときに、フォーカシングの(あるいはロジャースの)アプローチを重ね合わせて読んでいる自分に気づきます。高校生のとき、こんなカウンセリングを受けてみたいと思っていた自分ですが、いまは「フォーカシング」を読みながら、こんなセッションを受けてみたいと思っています。

そういう(本を読んであれこれと考えている)自分は、変わっていないなぁと思います。本で読んだとおりのことが体験できるかどうかは別なんだよなぁと感じています。

「思想家 河合隼雄」
読んだ順序

[序論] 河合隼雄は思想家である・・・・・・中沢新一×河合俊雄

[論考]
河合隼雄と言葉・・・・・・養老孟司(聞き手・河合俊雄)

中空と鬼っ子・・・・・・河合俊雄

あいまいの記憶・・・・・・中沢新一

落としどころについて―河合隼雄における《臨床》と《対話》・・・・・・鷲田清一

昔話と夜、または数をめぐる冒険・・・・・・赤坂憲雄

と、ここにきて、後半の数をめぐる難しい冒険で挫折しました(爆)

[記録]を読み落としていることに気づきました。

※「挫折した数をめぐる冒険」、「アッシジの聖フランチェスコと日本の明恵」というタイトルの(2004年バルセロナ第16回国際分析心理学大会講演録である)[記録]を読み、その勢いで[資料編]用語解説まで読みました(2009・11・20)。「夢を見ている場合じゃない」いまこそ、夢の導き、その創造力、次なるステップを導き出す力を活かすときだと感じさせられました。

難しく感じられた数の冒険も、若手?の書いた用語解説も面白かったなぁ。

2009年11月18日水曜日

語られることを望んでいる物語

語られることを望んでいる物語: "語られることを望んでいる物語
The Story that wants to be told
Joyce Kornblant 
翻訳:小坂淑子 監訳:増田實"

印刷しました。(はてなブックマーク[あとで読む]に保存してあったもの)
[この投稿は、(多分Firefoxのアドオン)右クリックで「次に送信―Blogger」によって作成されました。]

※読了。

辞書を読む



図書館で辞書を読んだ。「カウンセリング辞典」たまたまなかったので、臨床心理学辞典。Gendlinで引くと項目も多く、それぞれ錚々たる面々が執筆されていた。(錚々たる面々の名前に心を動かされている自分がいやだ。しかし、信頼できる人たちだ。)



 考えてみれば、 翻訳に哲学辞典(平凡社)は使っても、(自宅にない)カウンセリング・心理学関係の辞典は活用してこなかった気がする。(岩波の小型心理学辞典には登場してもらった。そう言えば、フロイトの用語などは専門辞書に当たらざるを得なかった。)

通読するには項目が多すぎたが、フォーカシング関係の用語を、辞書を通して学ぶことができることを学んだ。今回はジェンドリンの索引からたどったわけだけど、「フォーカシング」を引くとまた違った結果が得られるのかしら?

2009年11月17日火曜日

フォーカシング入門

阿世賀浩一郎氏のフォーカシング入門の1・2・3・4を読んでみた。
 
両面印刷で(工夫すれば)9枚(18面)に収まる分量(ブラウザはFirefox)。

どこでも読んだことがないようなフォーカシング入門、という印象を感じるのは、(引用はあるけれども)著者自身の言葉で一貫して語られているからかなと思いました。

円座禅マニュアル(pdf)

一心塾 心身教育研究所で公開されているPDFファイルを印刷して読んでみた。

8ページの文書ですが、両面印刷で4枚になります。(エコノミーに設定すれば、薄い紙で、裏に色が抜ける心配もありません。)

概要がトップページ、方法が一ページのほかは用語説明に当てられており、フォーカシング(だけではないのだが)の基礎用語を確認することができる。ジェンドリンの「交差と浸ること(原典もリンク先)」という論文で覚えた交差という単語がわかりやすく解説されていました。また、「非暴力」を説明するくだりがぐっと来ました。

この用語集は、このマニュアル内では決して完結せず、(私を)「交差と浸ること」という論文に戻ったり、非暴力を実践するためのプレゼンスについて自分なりに確かめたりという次なるステップに誘います。最後には一ページの文献一覧が載せられていて、読んだ本と読んでいない本を確認することができます。

Focusing - Wikipedia, the free encyclopedia

Focusing - Wikipedia, the free encyclopedia

Wikipediaの英語版は日本語より充実している。さらに、翻訳、転載について、ルールが定められており、たとえばこのブログで紹介する際には引用元を明記するなどのルールを守れば問題なく、「もしかしたらまずいかも」というような著作権に関する問題に悩まされることがない。

ルール(印刷用)を確認したところ、書籍で学んだ以上に煩雑で、上に書いたことに確信がもてなくなった。