2009年11月17日火曜日

フォーカシング入門

阿世賀浩一郎氏のフォーカシング入門の1・2・3・4を読んでみた。
 
両面印刷で(工夫すれば)9枚(18面)に収まる分量(ブラウザはFirefox)。

どこでも読んだことがないようなフォーカシング入門、という印象を感じるのは、(引用はあるけれども)著者自身の言葉で一貫して語られているからかなと思いました。

2 件のコメント:

こういちろう さんのコメント...

お読みいただいて光栄です(^^)

(変なプレッシャーお与えしたくないので、ふだんは出没するのをお控えしますが、やはりこの件だけは御礼申し上げたくて)

 実は、この中の4.の部分の、ジェンドリンの"The Client's Client"に関する言及箇所のみ、さっき手を加えました(あと、私のサイトのaskingについての記事まで続けて読めるようにリンクを末尾に追加)。

 この論文、もう10年近く前、実は吉良安之先生の私訳が、日本フォーカシング協会の「集い」で参加者に配布されています。

(私も大学院時代に自分で訳してみて以来、そのウィットの効いた持ち味に非常な魅力を覚え続けています)

 「体験的応答」(これは、日笠先生と田村先生による日本語訳がTFI日本版サイトでウェブ公開されていますね)と並び、公刊されて欲しいと常々願っている、フォーカシング入門者にもわかりやすい比喩が散りばめられた「隠れた名作」だと思っているのですが・・・

masaru さんのコメント...

「クライエントのクライエント」は、読んでいてどんな論文だろうと興味を引かれたものでした。

リンクを張っていただいてありがとうございました。

「体験的応答」はまた読み返してみたいと思います。

ウェブ上のリソースが、書籍の形でも手に入ればいいのになぁと、私も考えていたところです。